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2008年 年頭挨拶

1月4日(金)に行われた当社社内年賀式における社長年頭挨拶を掲載します。

海陸従業員の皆様へ

社長 森原 明

 皆さん明けましておめでとうございます。
 2008年の年頭にあたり、新年のご挨拶を申し上げます。

 最近の経済動向については、いよいよ北京オリンピックの年になりますが、ここ数年に 比べると様々な論調がみられ不透明感が出てきているのではないでしょうか。様々なメデ ィアを通じて皆さんも承知の事と思いますので、私の関心事を述べるにとどめます。(1)基軸通貨としての米ドルへの信認に翳りが出ていること (2)原油高の影響が広範囲に 及んできたこと (3)地球温暖化による水・農水産品への影響などを懸念しています。これらは原油高・国際商品高が続くことにつながり、また物の流れ、輸送モードも変わってくるのではないかと思っています。

  近海、内航・フェリー事業を取り巻く環境については、一にも二にも恒常的に続く燃料油 価格高騰への対応であります。各部門とも利益が出せる枠組みを創り出し、利益水準の安定 を図ることであり、これが出来なければ代替船建造に進むことも出来ません。今年の課題は これにつきると考えていますが、各部門での対応はこれから策定される中期経営計画で示されるもの思っています。

  年頭にあたりまして、二つの事を申し上げたい。先ず「安全」と「信頼」であります。 海上輸送は公器です。云うまでもなく「安全運航」が最大のサービスであり、これが海上 輸送業の根幹であります。これがなくしてお客様の信頼は得られません。私の今年の初仕 事は金刀比羅宮での安全祈願でありました。勿論、神頼みと云う事ではなく、「安全」「信 頼」には海陸が一体になって、日々繰り返しの多い日常業務をひたむきに誠実に行なう事 こそ 肝要で、常に原点に立ち返り再点検をお願いしたい。 次に何事においても「考える習慣」を養おうと云うことです。小さなことであっても今までの行き掛かりにとらわれて いてはいけません。また教えはいくらでも受けるべきですが、先輩の意見を鵜呑みにするのは止めましょう。どんなことでも「何故」「何の為」を、先ず考えてください。

  さて、いよいよ2008年度より財務報告に関する内部統制が本番を迎えますが、それへの 対応も含め内部統制の整備を業務の効率性を維持しながら図っていく必要があります。 またコンプライアンスへの対応を誤ることによって会社の存続に重大な影響を及ぼしている事例が近年多発しています。役員は勿論、従業員各位には企業の社会的責任を充分意識して頂きたいと思います。

  最後になりましたが、私は皆さんの協力を得ながら、従業員一人ひとりがいきいきと、そして仕事にやりがいを感じられる会社にして行きたいと考えています。
  川崎近海汽船グループの更なる発展と役員・海陸従業員ならびにご家族の皆様のご多幸とご健勝を祈念いたしまして、新年の挨拶といたします。

以上


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